しかる、ほめる

「しかるとしかられるが、半々でない人が、
 人を叱ると叱られる辛さがわからず、本当の意義が相手に伝わらない。
 しかられることのない人に人を叱る資格はすでにないのです。
 しかられることが無くなった人は、人をほめることに専念しないといけない・・・」

と思うのです。

この半年に、神棚を取り付ける仕事や、祠(ほこら)の仕事・仏壇を収めるコーナーづくりと言った仕事を連続してさせて頂きました。
科学万能の時代は、人間にとって便利と同時に現実の厳しさをつき付けて来ます。

それでも我々人類は“神”に頼るのか?
神様の値打ちが下がって、ほめられる事が少なくなったのは、
人間ばかりではなく“神”も同じです。

2005.6.22