ディズニーから考える

ディズニー・インスティチュート著『ディズニーが教えるお客様を感動させる最高の方法』を読む。
お客様が楽しめる場所は、そこで働く者も一緒に楽しめる。
本当か? と思えるこの記述は、仕事は楽しくなければならないと締めくくる。

世界中であれだけの入場者数を誇る施設である。いろんな人種が、いろんな職業の人達が来場して、怪我人や病人が出ることも多い。
アトラクションの待ち時間だって長いし、土産物売り場だって、ごった返す。
それに対応する社員が何時も楽しい訳、無いだろうと!と思うが、
世界中の職場の“見本”として見学者が絶えないらしい。

一生の内、寝る時間を除けば、人は、人生の大半を職場で過ごします。
楽しい職場、楽しい仕事は、やはり目標です。
仕事は、常に苦しい事ばかりではありません。
この仕事をしていて良かったと思う事も勿論あります。

それでも仕事を楽しむと言うのは、そう在りたいが難しい永遠のテーマの様にも思えます。

2006.3.6