大阪情勢判断学会が、来月12月で発足以来324回目の開催となり、丸27年となります。
毎月1回原則第1水曜日に「テーマ」を決めて故城野
宏先生が提唱した脳力開発の基本である多面多角度観点からの情勢分析をします。現在、私が事務局を担当しています。
因みに今年のテーマにあがった実例を言いますと
「ライブドア事件を情判する」
「杜撰な大阪市政を改めさせるには」
「中国・韓国をはじめ東アジア外交の決め手は」
「FIFA W杯サッカー開催の機会に考える愛国心と平常心の在り方」
「日本の自殺者8年連続で3万人を突破。歯止めを掛ける方法を情勢判断する」
等です。
「日本の自殺者」を9月の例会のテーマに取り上げた翌月10月からは、“いじめに”よる自殺者の問題が、次々とマスコミを賑わしています。
今、情勢判断学会の会員は、ベテラン揃いです。何しろ27年前にスタートした頃は、皆30代、40代のバリバリの現役で働く第一線のサラリーマンが中心でした。
当時43歳でも27年経てば70歳です。
指導してくれている日比野 勸先生も、現在86歳になられました。
日本でも真面目に続けてきた勉強会の一つではないでしょうか。
会員の皆さんは、『死ぬまで現役で社会の役に立ってやる!』と言う人達です。
井伏鱒二さんは、「花に嵐のたとえもあるさ、さよならだけが人生だ!」といいました。
新聞のコラムに有りましたが、『日本人の使う別
れの言葉「さようなら」は“そうならねばならぬ
のなら”と言う意味で、英語のグッドバイの「神とともにあれ」と言う言葉に比べ、日本人のもつ美しいあきらめの言葉だ』とありました。
会員の皆さんは、それでも簡単には「さよなら」しない人達です。
いじめで自殺した子供たちは、必ず最後に「ありがとうと」のお礼の言葉を発進しています。誰でも長い人生のうちで一度や二度は本気で自殺を考えたことがあるはずです。精神が病めば、衝動的に遣ってしまうかもしれません。孤独に追い込まれることも大きな要因となっているでしょう。
大阪情勢判断学会の会員さんは、“城野宏の脳力開発”という現状打破の精神姿勢の共通の土台を持っています。
「脳力開発は人間関係づくり」と城野先生は、言われました。
生涯人間関係を追及する限り、仲間に出会う限り、自殺の余地は出来にくいはずだと言うのが、今言える私達の結論です。
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