岐阜県高山市にある「新穂高ロープウェイ」で西穂高口まで上がって来ました。
往復2700円は、いい値段ですが、それだけの値打ちのある乗り物でした。
乗ったのは、しらかば平(1308m)からの第2ロープウェイです。
西穂高口が2156mですから848m上ってくれます。
ここのロープウェイは2階建てで一度120名乗車できる大きなものです。
途中3箇所の鉄塔があり、昇りは鉄塔通
過のたびに鉄塔の滑車は水平なので、ロープに戻る際にたわむので、その際結構揺れます。
高所恐怖症の人にとっては苦痛な乗り物かもしれません。
西穂高口からの眺望は、槍ヶ岳や奥穂高岳の3000mを超える険しい山と対面
できます。
ロープウェイ駅屋上の展望台の有料の望遠鏡を覗きますとさらに険しい山を身近に感じられますし、その岩山に登る人の姿を見る事も可能です。
当日のこの場所、気温は17度、地上はまだ34度の時期です。
でもこの空間は、我々が空に近づくことで我々の日常が如何に小さな存在かを感じさせてくれます。
豪快な大自然の前で日頃の“くよくよ”や、“むしゃくしゃ”を少し解消出来るかもしれません。それであれば2700円は、安い!
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