久しぶりに、宇治の平等院に行ってみました。
11月4日の日曜日です。
平等院の鳳凰堂は、10円硬貨の図柄として使われ有名ですが、本物の左右対称のバランスのいい建物は、正面
からだけではなくあらゆる角度から見て、建築物として魅力があります。
火災に遭わなかったために、創建当時のままの建物です。
1053年に建立、阿弥陀如来(国宝)を安置する阿弥陀堂として建物自体が国宝です。
ここのもう一つの呼び物は、平等院ミュージアム「鳳翔館(ほうしょうかん)」に
展示されている国宝の雲中供養菩薩52躯です。
雲に乗る観音様群で、11世紀のものとして唯一残る仏像群です。
仏像は残念ながら撮影禁止で、写真は有りません。
拝観料は、大人600円。
その後、宇治川の中洲に出でて見ました。
ここでも多くの中高年の方がリュックを担いで元気に歩いています。
ウォーキングで、ハイキングを楽しむのはどこへ行っても中高年が目立ちます。
紅葉には少し早いですが、宇治川は都市近郊の川としては水量
も多く水もまだ綺麗です。
平等院の対岸まで渡りますと、“福寿園”の宇治工房がありました。
勿論、その場所では色々な宇治茶が売られているのですが、
前日の高校のクラス会で、メタボリックシンドロームだと散々言われたにも係わらず、
私は、2階の喫茶室で、“抹茶あんみつ”を食べてしまいました。
結果、平等院開創の関白藤原頼道よりも幸せな気分に浸ったのでした。
あなかしこ。
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